利用者ブログ「猫ミームの流行とは」近江デジタルキャリア草津駅前オフィス 就労継続支援ブログ 251128

大流行の猫ミーム

色々なものが流行ってはすたれ、流行っては廃れしていきますが、近年そのサイクルが細かくなってきたような気がします。何年も人の心の中にずっとあるような歌やフレーズが少なくなってきているようです。
　それらの中から、一つ選んで詳しく、またその流行った理由を書いていきたいと思います。

・　「猫ミーム」　について
これは2024年初頭からYouTubeや、X(twitter)TikTokなどで爆発的に流行しました。
　「ミーム」とは、インターネット上で広まる面白い画像、動画、文章などのコンテンツや、それらが模倣・改変されて拡散していく現象のことです。
決まった猫(をはじめとした動物たち)の動きを用いて日常の出来事やあるあるネタ等を表現して楽しむといったものです。まず、猫たちの動きが面白く特徴あるものが使われています。最初はだれかがアップしたYouTube動画がいつの間にか、使いまわされて世界中の猫ミームで現れるようになっています。 例えば、舌を出すヤギ、怒る猫、踊る猫など。これは文章で説明するよりも、実際にその面白い映像を見るほうが早いでしょう。猫が踊ったり怒ったり、逆に怒られて委縮したりと、その素材となる猫の面白さが中毒ともいえるほど見る人を熱中させます。
　さらにそれらの猫の動きを用いて誰でも体験したことがあるような、日常のよくある場面を再現しています。体験談や、人間関係(恋人・友人・家族など)の出来事を、猫の映像で再現しており、誰もがこれはあるあるだと感じる共通性をもっているため、共感を生みやすいと言えます。
　楽しい出来事だけでなく、入院やお葬式などの重い内容を表現したものもあります。しかし、それらも猫を用いているためユーモラスにまたは、マイルドに表現できています。

流行った理由
　そして、猫の動き自体は既に存在しているため、それらを流用するだけで誰でも簡単に作成・投稿できるのが流行の一因ともなっています。
　SNSで手軽に参加できるのも流行の一因です。素材となる猫が既に、グリーンバック素材となった猫動画として提供されており、多くの人がその素材を使ってミームを作りました。
　また、高い匿名性があり、作者が誰かわかりにくく批判的なコメントがつきにくい環境で、気軽に投稿できるのが魅力でした。
　流行したBGMが動画と結びつき、記憶に残りやすく、さらに拡散されました。
　特定の素材や音楽を用いることで、共通の話題が生まれ、コミュニティ内での一体感を生み出し、文化として定着しました。

【今回のブログ記事はODC利用者さんがライティングして下さいました】

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