利用者ブログ「音健の秋」近江デジタルキャリア草津駅前オフィス 就労継続支援ブログ 251027

利用者ブログ「音健の秋」

今年の夏は、ほんとに異常猛暑でしたね。暑すぎて、体調を崩す方も少なくなかったのではないかなと思います。そんな猛暑も過ぎ去り、急に涼しくなってきました。
秋の季節になると、○○の秋!というのが定番ですよね。今回は私の「○○の秋」というテーマについて書いてみようと思います。

私は音楽を聴くのが好きで、日常的に音楽鑑賞をしています。なので、○○の秋という表現をするならば、音楽の秋ですが、それだと普通なので「音健の秋」ですね。「音健の日」という記念日が存在している事を知っている方はどれくらい居るでしょうか?その名の通り、音楽を聴いたり歌ったりして「音楽で健康になろう」というものです。好きな音楽を聴いてると、心が潤ったり、とてもリラックスできますよね。

私が好むジャンルはメタル系(主にメロディックスピードメタル)で、やはり、激しいくかっこいいギター、バスドラムのアタック音、そしてメロディの良さ。私はこのメロスピがとにかく大好きです。

母親からは「うるさいだけ」「叫んでるだけ」なんて言われたりしますが。大体、好みの音楽なんてものは人によって違うものですよね。私からしたら母親の聴くJ(K)-POPなどの一般的にメジャーなものは、特に”心に響く事はなく”「興味がない」ので、聴いてても非常に退屈。

そんなわけでメロスピばかりを聴いてるわけですが、私にとってこの激しい音楽は「日常」であり、物凄くリラックスできますし、モチベーション維持にもなります。なので音健という意味では、非常に有意義な過ごし方ができているかなぁと思います。

そして音楽と言えば欠かせないのが「より良い音響環境」です。好きな曲を聴いてると「こだわる人は」必然的にオーディオの世界に興味を持ち、ネットなどでスピーカーやアンプの事などを調べたりするようになります「この○万円するスピーカー(やアンプ)は、どんな音が出るのだろう?」とそして「好きな曲」があるからこそ「もっと良い音で聴きたい」という願望が出てくるのも至極当然の事であり、オーディオ周りに数万円、数十万円と、お金をかけるようになったらもう立派なオーディオマニア。

しかし「音の世界」というものは拘り始めると、無限に時間と相応のお金が掛かります。どこかで妥協点、自分なりのゴールを決めないと、一生、あーでもないこーでもないと、お金をつぎ込み彷徨い続ける事になりますし、実際そういう人も少なからずいます。オーディオ周りが盛んだった時代(今から50年ほど前らしい)

実は私の父親も環境作りに何百万円、何千万円とつぎ込んでます。8台のアンプでの「マルチシステム」に巨大なスピーカー。1個300kgあるらしいです。ボックスの木材からこだわってるんだとか。

その”凄まじいまでの拘り”の環境で私の好きなメロスピを聴かせてもらいましたが・・・正直、”個人的に”感動するような音ではありませんでした。好きな音楽が人それぞれあるように、”好きな音質”というのも人それぞれ。基本、この手の人が求めるものは「生音」らしいです。その名の通り、生々しい、”スピーカーの音ではなく実物の音”、みたいな。確かに父親の環境で「和太鼓の演奏」や「男の渋々とした語り音声」なんかを聴いた時は、ミッドレンジが凄く強く、地鳴りがしているような様は、まさに本物の音のようなそんな感覚ではありましたが・・・。
太鼓の音や人の声を聴いてて、楽しいの?という疑問も当然わきます。でもこの手の人は、音楽を楽しんでいるのではなく「音」を楽しんでいるのだそう。だからこそ「そういう音質」であり、私の好む音楽なんかは逆に「退屈な音」になるのだろうと思いました。

家の離れに専用の小屋を作り、そこに電源を挿すと音が良くなる、アンプに使われているネジの材質を変えると音が良くなる、果てには自分専用の「電柱」を立てると音が良くなる、など、はたから見たら異常そのもの。しかしそれだけ無限の可能性があるという証明でもあります。
「音が良くなるなら、神社でお祓いしてもらうし、お寺で念仏唱えてもらう」
「音が良くなるなら」。
その一途な執着心は素晴らしいと思いますが、さすがに笑いました私もこの道十数年、私も私なりのこだわりがあり、
”最近になって”「欲しかったスピーカー」と「欲しかったアンプ」が運よく入手でき、その環境で鳴らす音は、私にとってまさにこの上ない”至高”であり、“感激そのもの”です。

なぜ十数年もこの道を彷徨って、やっと最近になって実現できたのかというと、これらは業務用で、現在進行形で未だ使用されているものであり、もし使わなくなったら破棄されてしまう可能性が大きいからです。

詳しく言えばゲームセンターで稼働している「音ゲー」のスピーカーとアンプです。
コロナや不況の影響で、ゲーセンがバタバタと潰れているこの時代。不要になった「ごつい筐体自体」や「ゲーム基板」はオークションでたまに見かけたりしますが、それの”魂”となる「スピーカーやアンプ単体」なんてものはオークションでも滅多に出ないのです。
私が今回ようやく入手したモノに関して、スピーカーは1~2年に1回めぐり会えたら良い方で、アンプに限ってはもっと頻度が低い。長年ネット人生を過ごし、アーケード基板が好きな私はオークションもよく見ているのですが、そんな私でもこのアンプは過去に出品/売買された履歴を見ても、2件しか見つけることができませんでした。そんなわけで、入手までにめちゃくちゃ時間がかかったというわけです。
そしてこのアンプは業務用なので、当然ながら普通のアンプとは違い、コネクタ式(JST VHやハウジング等、いくつも呼び方がある)になっているため、普通のようには接続できません。

同じ形状のコネクタを入手して配線しないとだめ。そして何せ「音楽ゲーム用のアンプ」なので、ザワザワうるさいゲーセンの中でも明瞭に、パワフルに聴こえるよう、がっつり設計されている。アンプを駆動させるための電源(スイッチング電源)やボリュームのつまみなどは外付けになっているため、代替のスイッチング電源を用意したりボリューム配線などもしなければなりません。

電源などが別になっている理由は、それらから発生するノイズによる干渉を完全に無くし、パワフルでクリアな音を再現するためなんだそう。またアンプの中を見てみると、左右のスピーカー基板、サブウーファー基板、入出力端子用の基板と、それぞれが個々に分かれていました。そこまで別々にするのには、やはり「極限まで音質を良くするため」の設計らしい。
また入出力端子も、RCA(一般的な赤白のピン)が1つずつ付いているだけ。これも普通のアンプなら、いくつかのRCA入力、光デジタル入力、USB入力など、多数の入出力端子が搭載されていますが、これらも音質劣化の原因となる要素だそうで、厳密に言えば入力切替の時など、そのスイッチング制御基板の金属部分にわずかに触れ、通過しなければならない。そういう事実自体が音質劣化の原因だそう。

アンプと言えば電源内臓は当然、ボリュームのつまみが付いていて、多数の入出力端子や切り替えスイッチを搭載、ポチポチ簡単に切り替え出来るのが当たり前のイメージですよね。そして今やデジタルディスプレイが付いているのも当たり前。つまり色んな機能全てが一つの箱に「すし詰め」状態。
色んな要素がごちゃ混ぜになっているその状態こそが”ノイズという不純物”を発生させ、音質低下になっている原因そのものなのだという。なので、高価なアンプほど多機能だが”極力音質劣化を抑えるよう設計したモノ”だという事実。

車に例えると分かりやすい。
・市販の高級アンプ
色々多機能で便利、かつ見た目もカッコよくスピードも出る、
ブガッティやランボルギーニ、フェラーリなどのハイパーカー。

・私の入手したアンプ
1/1000秒の差で勝負が決まる故に、最低限のものしか搭載せず、
猛スピードで走り抜けコーナリングするために極限まで効率よく設計されたF1マシン。

ハイパーカーは数千万円~数億円。F1マシンは数十億円。どちらも目の玉が飛び出る価格だけども、スピードやコーナリング性能(音の例え)で勝負した場合どうなるか?答えは火を見るよりも明らか。F1マシンに敵うはずがありません。

私が入手した「音ゲーのアンプ」はまさにF1マシンで、“極限まで良い音を出せる設計”。音楽が大好きで可能な限り良い音で聴きたいという気持ち、そして求めていた音質を掘り下げていく探求心を絶やさない事で、こんなことまで理解することができました。「値段なり」の世の中。この求めていたモノを入手するまでは、特にアンプに関しては高価なモノほど質が良くイイ音が出ものだと思っていたし、事実30万円くらいのアンプの購入を検討していました。しかし今回知り得た音楽機材に関する事実、そして昔から欲しかった業務用アンプの実力で奏でられる驚愕するほどの音質。これを知ったからにはもう、市販のアンプは眼中にない、新たな自分がいます。

上記で言っていた「業務用だからこそ普通には接続できないコネクタ式」という事実。それには配線の知識が必要になりますが、ここは僕の専門外なので知り合いの業者さんにお願いして、このアンプを駆動させるためのセット一式を作ってもらいました。

前のブログでも書いたのですが、スピーカーは高域特化で、鋭く、炸裂するような、驚くほどの強い高音が”綺麗”に出ますが「このスピーカー用に設計されたアンプ」を用いることで、完全体(パッケージ)となり、その真価が発揮。別の市販アンプで鳴らしていた時よりも、”更に高域が強く、同時に中音もパワフルに”なり、もう”驚愕を超えた驚愕、感動感激”としか言いようがありません。“これがゲーセンで鳴っていた音そのもの”なのだと。その音質は「凄まじい」の一言です。ハイハットやシンバルの高域が特に、とんでもなくクリア・パワフル・明瞭・繊細で、金属感がものすごく生々しく、爽快です。かといって中~低域が疎かになっているわけでも、もちろんなく。何百万、何千万かけて環境を構築している父親も父親だけど、個人的な好みも含み、この”凄まじい音質”を超えるものは無いだろう”、と思います。

AIに聞いてみたんです。このアンプの真価と実力、そしてその上で欠かせない「物語(クラシックカーのシェルビーGT500が物語で価格が跳ね上がったように)」を付加した上で吟味し、値段を付けるならいくらぐらいの価値になるのかを。

・一般的に売られている高級アンプ=実売価格100万円前後
・私の業務用アンプ=最低50万円ラインで100~150万円クラス

上記の結果がAIによって判断されました。つまり市販の高級アンプよりも、私の業務用アンプの方が上であると。このアンプは当時のそのメーカーができる限りした投資の中で、この凄まじいまでの「音」に対しての拘り設計/物流投入をして生み出した、まさに「奇跡の産物」です。

更に面白い比較をしてみました。市販とは思えない、飛び抜けた価格で超高級アンプを販売している「FMアコースティック」というメーカーの超一流品との比較。FMアコースティックのそれは、1台が1,800万円という、驚愕の値段です。
それは部品一つ一つ、洗練されたものだけを使い、アンプ内に存在する”不純物”を神の如き力でねじ伏せ、コントロールしているのだと(無にしているわけではない)。それは「演奏する音楽ジャンルを選ばない」という、まさに全知全能の神のような存在。

対して私の所有する「奇跡の産物」は、そもそもアンプ内に不純物は存在しない。限られた資金の中で、(普段目にすることがないという理由も含み)無名の匠による一切の妥協をも許さない設計によって実現されたこのアンプは、FMアコースティックのそれが全知全能の神ゼウスであるなら、私のそれは不死身の肉体を持ったアキレウスだと。

アキレウスは不死身で神が恐れる程ではあるが、神ではないので神話にもあるように、“唯一の弱点”がありました。私の”奇跡の産物”で例えると、それは「凄まじく鋭く、炸裂する、しかし美しい高音特化型」なので、私のような特定の曲(メタルミュージック)や聞き手の好みを選ぶという、弱点。

というわけで私の所有する「奇跡の産物」は、高級アンプより遥か上、神をも脅かすが一歩及ばず、といった感じでしょうか。
しかしこのアンプ自体が世に放たれたのが2000年丁度くらいの時代だったので、その時代には無かった今の最高峰の環境でセッティングすれば、奇跡の産物にも更に磨きを掛けることが可能である事実。私は今、この奇跡の産物を現代の技術でその実力を120%引き出そうと、日々あれこれパーツを揃えて、準備段階にあります。これが、このパッケージ(アンプ&スピーカー)が、120%の力を出した時・・・どのような音が聴けるのか楽しみで仕方ありません。それを体感し、またこのような記事を書く機会があれば書いてみたいと思います。

長くなりましたが、そんなわけで今は私なりの最高の音響環境で、日々「音健の秋」を満喫しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

【今回のブログ記事はODC利用者さんがライティングして下さいました】

近江デジタルキャリア草津駅前オフィス」はJR草津駅前にある、PC・事務系作業に特化した就労継続支援B型事業所です。自立した社会生活の実現を目指して、事務職・IT職での企業や自治体への就労へ向けての第一歩を踏み出すお手伝いをいたします。利用者様へ個々の特性を踏まえながら役割分担・指導することで、やりがいを持って取り組んで頂いております。仲間をどんどん増やし、「経済的自立」を目指して月工賃を高めながら成長のサポートを全力で行っています。
ぜひ一度、「近江デジタルキャリア草津駅前オフィス」をご見学ください。
職員一同、皆様のお越しをお待ちしております。


【このような方はお問い合わせください】
・就職活動に不安がある
・就職活動に向けてしっかり準備したい方
・ビジネスマナーを身につけたい方
・黙々と作業に集中してみたい方
・人とのコミュニケーションが苦手な方
・デスクワークの仕事を希望している方
・障がい者手帳をお持ちの方(精神/知的など)
・事務職での就労を目指している方
・日中活動場所として事業所を探している方
・自己管理力・自己理解力を高めたい方


◆事業所:就労継続支援B型事業所
  近江デジタルキャリア 草津駅前オフィス
  (指定番号:2510601061)
◆住所:滋賀県草津市大路1丁目11-30
  アイプラザ2階(JR草津駅東口より徒歩1分) 
◆電話:077-598-5118  
◆FAX:077-598-5119
◆WEB:https://omi-dc.jp


【見学・体験のご案内】

精神障がい・知的障がいをお持ちの皆様、支援機関の皆様のご見学・ご体験を実施しています。
まずは、上記連絡先までお気軽にお問合せくださいませ。

◎受付時間:10:00 ~ 17:00(平日月曜日~金曜日)※土日休


事業所内では、感染症対策や衛生管理を十分に行った上で、来訪者様をお迎えしております
来訪時には、マスクの着用・手指アルコール消毒・検温をお願いすると存じますが、
ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。


びわこホーム株式会社グループ 株式会社まごころ 就労支援事業 
就労継続支援B型事業所 近江デジタルキャリア 草津駅前オフィス 
指定番号:2510601061